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第一三共は26日、後発品事業子会社「第一三共エスファ」を設立するとのこと。今秋から販売を開始する予定です。2015年をメドに売上高500億円をめざし、ファイザーや異業種の富士フイルムが相次いで国内後発品市場への参入を表明するなか、連結子会社である印ランバクシーの事業ノウハウやコスト競争力を背景に、長期収載品の大幅引き下げが免れない新薬価制度が試行導入されるタイミングで“真打”第一三共が満を持して市場参入する。

 第一三共は、早ければ今秋から子会社を通じてMRを利用した、後発品販売を手掛ける方針を示しており、第一三共が国内に持つ販売、流通基盤、ランバクシーがグローバルで持つ原薬を含めた製造、開発機能を組み合わせた後発品事業に乗り出すことになる。製品数や配置する営業要員などは現時点では公表していないが、ランバクシーの国内開発品か、後発品他社からの仕入れ品を投入すると見られる。

 第一三共は、大型の特許切れ新薬として「メバロチン」や「クラビット」、「ロキソニン」を持つ。いずれも他社後発品の攻勢に晒されながらも、年商400〜500億円(09年度通期見込み)の売上げ規模を維持しているため当面は、第一三共本体で MR営業活動を展開していく模様とのこと。

 ただ、試行的導入とされる新薬価制度が12年度以降も継続される可能性があることから、今後は順次これらの大型品を含め、特許・再審査期間が切れた長期収載品の販売を第一三共エスファに移管してMRが販売していくことも想定されています。