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第一三共は4月から500mgへの切り替えを、これまで以上に強く医療現場にMRが訴えていく予定。ただ昨年、100mg市場に参入した複数の後発品製薬企業のMR達が宣伝を継続することは必死です。第一三共、先発製薬企業が残り1年間でどこまで500mgへの切り替えをMRが進めることができるかが注目されています。レボフロキサシン100mg 市場は11年4月以降、後発品が独占する見通しとのこと。 クラビット100mgは、先発製薬会社旧第一製薬が93年12月に日本で初めて発売したニューキノロン系抗菌剤です。その後、国内では100mg の「1日2〜3回」という用法用量が臨床現場に定着し、同系の抗菌剤市場で7割以上を占める大型製品になっていました。ところが、日本より遅れて承認された欧米各国の製薬会社では、すべて高用量500mgで「1日1回」が標準療法になっているのです。
さらに、蓄積された国内外の市販後データで、耐性菌を出さずに効果を発揮するには「100mg1日2〜3回」より、「500mg1日1回」の優位性が高いことが実証され、専門医の間では「日本でも早く500mgを開発すべき」という声が高まっていた。こうしたなか、第一三共MRは昨年4月、500mgの国内承認を取得、7月から販売を開始した。販売当初から「耐性菌抑制」を訴え、100mgから500mgへの切り替えを推奨、「100mgは将来販売を中止する」と明言していた。
状況がややこしいのは、6月に100mg市場に初めて複数の後発品が参入したことだ。後発品製薬業界からは、500mgの承認、販売に踏み切り、100mgからの切り替えを訴える第一三共の動きを「後発品防衛」と批判する声もあがった。これに対して第一三共のMRは「あくまで耐性菌対策。新薬メーカーとして当然の行動」と強調。100mgを使い続けると、耐性菌が広がる可能性があると主張していた。 当初の説明通り、第一三共のMRは100mgの薬価削除願いを提出、今回、経過措置品となった。
ただ、500mgの切り替えについて第一三共MRは「苦戦している」と告白、その理由を「1日用量で見れば300mg(100×3回)から500mg(1回)への変更だが、100mgから500mgに、用量が一気に5倍に増えるような印象を与えているようだ」と説明しています。
